寄り道も楽しいまち歩き  http://iwamoto.seikatsusha.net
活動報告バックナンバー
2008 年 5 月 14 日
寄り道も楽しいまち歩き 
 連休中に駒込にある六義園と旧古河庭園、湯島の旧岩崎邸庭園に行ってきました。六義園のつつじはそろそろ終わりの時期でしたし、旧古河庭園のバラはまだつぼみのものが多く、見ごろはこれからかなといった感じでしたが、手入れの行き届いた新緑の庭園や池、文化財に指定された洋館などを眺めながらのんびり歩き、リフレッシュできました。都心はじゃんじゃん開発され、ビルが立ち並んで緑が減る一方ですが、ビルに囲まれた場所にもまだこうした緑の空間が残っています。都心とはにわかには信じられない静かさでほっとします。
 この日は庭園めぐりを目的に出かけたのですが、駒込駅に向かう途中、細い通りの両側にお饅頭屋さんやらおでんやさん、魚屋さんなどがひしめき合うように並ぶ昔ながらの懐かしい雰囲気の「霜降銀座商店街」を見つけ立ち寄ってみました。元気な声が飛び交う八百屋さんや魚屋さんといった昔ながらのお店の他に、アジアンチックな雰囲気のヒーリングサロンやメロンパン屋さん、ちょっとおしゃれな紅茶とハーブのお店などもあって、古さと新しさがミックスしたちょっと不思議な魅力をもった商店街です。休日の午後ということもあってか、3〜4人も並べばいっぱいになってしまうような狭い道にはけっこうなお客さんで賑わっていました。
 帰ってから気になってネットで調べてみたら、「しもふり銀座商店街」のホームページがあり情報発信も力と入れている様子。ホームページによると、内田康夫氏の推理小説「浅見光彦シリーズ」に登場する浅見光彦が、北区に住んでいるという設定であることから、2002年から「名探偵★浅見光彦の住む街ミステリーウォーク」というイベントをバラの咲くこの時期に開催。参加者がミステリー手帳を手に、商店街周辺を歩き、謎解きをするというイベントで2005年には東京都が主催した「第1回東京商店街グランプリ イベント事業部門」で準グランプリを受賞したそうです。また「人と環境にやさしい商店街」を目指し、資源回収ステーションを設置したり、マイバック推進運動もしています。昔ながらの売り方が多いため、量り売り、簡易包装、容器持参などを商店街全体で消費者に積極的に呼びかけるなど地道に環境活動に取り組んでいるとのこと。大型店の進出で地元の商店街はどこも厳しい状況のところが多いといわれている中で、さまざまな工夫と努力で活性化に取り組んでいる様子がうかがえます。初めて訪れた私たちが思わず寄り道してしまったのも、アイディアとやる気で商 店街全体に活気が溢れていたからでしょう。
連休の一日、元気な商店街に出会うというおまけもついて東京のまち歩きを満喫した1日でした。郊外に出かけるのもいいですが、気の向くままにあちこち寄り道しながら都心近辺のまちをぶらぶら歩くのも楽しいものです。

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