2007 年
4 月
10 日
カテゴリ:介護・福祉
深夜の訪問者
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4月のはじめのことです。我が家の玄関先で何か物音がするので出てみると見知らぬおばあちゃんが立っていました。すでに夜中の12時近く。こんな時間にお年寄りがひとりで外にいるなんて・・・もしかしたらと心配になり、声をかけたところ話しのつじつまがまったく合いません。やっぱりと思い、そのままおばあちゃんの手を引き交番まで連れていきました。 すぐに捜索願いが出されていたことがわかり、家族の方が迎えにきました。聞くとそのおばあちゃんは、大正生まれで80歳を過ぎているとのこと。生まれた小田原に帰りたくて夕飯を済ませたあと家を出て市外から何時間も歩き続けここまで来てしまったようです。こういった徘徊は1度や2度のことではないとのこと。私に何度も頭を下げるおばあちゃんと疲れ果てたお嫁さんの姿を目の当たりにして、介護の現場の深刻さを改めて実感し本当に切なくなりました。 認知症のお年寄りを家族だけで支えることには限界があります。高齢化がますます進む今、行政や地域でお年寄りとその家族をサポートするしくみづくりを早急に整えなければなりません。
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