2007 年
6 月
25 日
障がい者への地域生活支援について
〜あたりまえの社会体験ができるように〜
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梅雨の季節になりました。おとなにとってはちょっと鬱陶しいと感じてしまう雨ですが、小さい子どもは意外と雨が好きだったりします。うちの子どもたちも小さい頃、用もないのに傘をさして外に出たがったり、わざと長靴で水たまりに入って遊んだりしたことを思い出します。そしてそんな経験の中から季節ごとの雨の日の風景や湿ったにおい、濡れた時の雨の冷たさなどを身体全体で感じてきたのではないかと思います。 先日「障がいのある人の地域生活をデザインする」という講演の中で、講師の岸田隆さんが障がい者の地域生活支援の6つの心構えということを話されていました。その一つとして挙げていたのが「当たり前の社会体験」です。「雨の日に傘をさすこと」もそのひとつの例として話されていてとても印象に残っています。 私にとって雨が降れば傘をさして歩くことはあまりに当たり前すぎて、子どもの頃から傘をさした体験がない人がいることに気づきもなかったというのが正直なところです。今回の話を聞いて改めてこのことを認識し、はっとした思いでした。もちろんこの傘の話は当たり前の体験ということではほんの一例にしかすぎません。 施設から地域へ―障がい者が地域の中で暮らすという大きな流れの中で、地域の中にはまだまだ課題はたくさんあります。岸田さんが話しておられたように、傘をさして歩いたり、居酒屋でお酒を飲んで、時には赤ら顔になったり・・・たとえ障がいがあっても、普通の暮らしを営む中でそういったあたりまえの体験ができるよう地域でのサポート体制を整えていくことが必要です。
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